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Home > 合格体験記 > 31期 > 樹木医を目指して

樹木医を目指して

31期 瀬尾 允

私は、大学で環境社会学を専攻し、卒論で取り上げたビオトープに携わりたく造園業界に入りました。長野県の会社で樹木医の先輩からマツ枯れ対策などの仕事を通して知識や技術を教わり、自分もいつか樹木医になれたらと思うようになりました。
その後小学生を過ごした岐阜に帰って2016年に事業を始めたのですが、運転中に街路樹のケヤキに腐朽菌の子実体を見つけたり、夏、植樹帯のアオキが真っ黒になった姿を見たりして、自分も弱っている樹木のために何かできることはないかと考え、樹木医を志しました。
勉強は樹木医の手引きを2周し、一年目は勉強不足と感じたため受験せず、図書館で絶滅危惧種や希少種のイラスト付きの図鑑や気象の本を借り、環境系リサイクルの植物に関する部分や合格体験記で薦められていた植物の科学などの本を読み、キーワードをノートに何度も書いて覚え、自分なりにまとめて受験に臨みました。また、先輩樹木医の方々がWEBに公開している情報などを閲覧し、問題となっている外来種などの情報を集め、タブレットなどでも見られる共有ファイルを作り、病院の待ち時間や移動中に見て復習できるようにしました。
現在は、現地研修のテストの結果で明らかになった自分の弱みを克服すべく、樹木医の先輩や同期の方々が参加される勉強会やオンラインでの講義などに参加し、CPD単位を得ながら勉強をしています。
造園の仕事をしているため、庭木を中心とした病害虫にも強くなりたいと思っています。現在はマツ枯れ対策の樹幹注入法について詳しく教えて下さる樹木医の先輩も身近にいる恵まれた環境にあります。そのような環境や業務を通して、樹木や樹木を取り巻く環境にも目を向けて、総合的な視点で問題を捉えることができる目を養いたいと考えています。そのためには、有機的に繋がり合った様々な事柄に関する知識が必要だと思うので、樹木だけではなく、色々な事柄にアンテナを伸ばして勉強を続けていきたいと思います。

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