不正解は無意味を意味しない
31期 蒲田 倫之
自然に関わり手に職をとの思いから造園会社に就職し現場作業を3年9ヶ月、それから現在の建設コンサルタント会社に転職しました。造園会社の頃から様々な資格を取得してきましたが、樹木医の資格は漠然と樹木に関する最高峰の資格というイメージで憧れがありました。現在の会社では主に公園設計を担当してきましたが、街路樹の健全度調査の業務で樹木医の方と仕事をする機会があり、樹木に関してもっと深く知って自分の言葉に説得力を持たせたいとの思いから樹木医になろうと決意しました。
私は2回目の受験で合格しました。1回目では「樹木医の手引き」をまず一読しようとし、その分厚さから「過去問」の勉強が捗らず、試験は選択式の問題で撃沈。原因は勉強時間の確保といかに効率的に勉強するかだと思い2回目の受験勉強を開始しました。2回目では「過去問」から始め、間違えた箇所や曖昧な箇所、関連する事柄をノートにまとめていきました。論文対策としては、「グリーンエイジ」や他の受験者さんのブログなどを参考に自分なりの回答を10問程度作成し暗記しました。また、インターネットで調べる事も多々ありましたが、1つのサイトだけで判断せず、必ず別のサイトや参考書、図鑑等で確認するよう心掛けていました。勉強では同じ間違いをしたり、忘れたり、精神的にへこむ事もありますが、その時は名言で自分を奮い立たせていました。特に「チ。 地球の運動について」という漫画の中で「不正解は無意味を意味しない」というセリフはやる気をくれました。
試験終了時は厳しいと思っていたので、合格した時はホッとしました。筑波合宿では優秀な同期ばかりでついていくのに毎日必死でしたがあんなに充実した1週間はなく、今は楽しかった思いだけが残っています。
最後に石川県で大きな地震があり、自宅や実家も被災しましたが、大きな被害がなさそうな大木に勇気をもらいました。樹木医として自分に何ができるのか、同期や先輩方のお知恵を借りながら精進していきたいと思います。