がんばれ、全力!学びの楽しみ
31期 横田 由季子
世田谷区立二子玉川公園で、環境教育、ボランティアコーディネートを軸にした公園管理運営の業務委託の仕事をしています。これまでに、建設コンサルタント、公園管理を行う外郭団体、行政の造園職を経験してきました。転職が多い中でも「自然環境や植物を軸とした仕事をこれからも続けていきたい、自分の中で道筋になるものが欲しい」と考え、樹木医試験に臨みました。
皆さんも同様かと思いますが、仕事をしながらの試験勉強は時間がじっくり取れません。あれこれ手を付けてはいくら時間があっても足りないと考え、過去問題集と樹木医の手引きをひたすら頭に叩き込むことにしました。初めは読んでいてもなかなか頭に入りませんでしたが、慣れるしかない!と隙間時間や子どもたちが寝た後で必ず毎日、ページを開くようにしました。
過去問題集の解説と手引きを一通り読んだ後、問題を自分なりに区分して付箋でインデックスを付け、分野別に5年分の問題を解いていきました。不正解だったところは解説と手引きを再度、読み込んでテキストに書き込みをしていきました。そのうち不得意な分野や統括的に理解しないと解けない分野がわかってきたので、その部分についてノートにまとめました。それでも理解が及ばない部分については大学時代の資料も引っ張り出してきました。時間のやりくりも体力的にも大変でしたが、この頃には理解が深まり勉強に弾みがつき、学びの楽しさを実感できました。
樹木医の先輩方、職場の方、家族と、たくさんの方たちに助言や協力をいただき何とか合格することができました。子どもが手引きに挟んでくれた「がんばれ!全力!」という手書きのメモが今でも私のお守りです。樹木医に認定されてからがスタート地点。今後もずっと学び続けていかなければなりません。新米で知識も経験もまだまだですが、専門性と幅広い視点を併せ持つ樹木医を目指し、楽しむ心を忘れずに自己研磨に努めていきたいです。