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Home > 合格体験記 > 32期 > 「7年越しの合格」

「7年越しの合格」

32期 道原 大貴

私が樹木医を志すようになったのは、小学生の頃、1945年8月6日に広島へ投下された原子爆弾により被爆した樹木(プラタナス)の治療を行う樹木医の姿を見てかっこいいと思ったのがきっかけでした。
その後、樹木医補を取得できる大学を卒業し、1年間の実務経験を経て樹木医試験を初めて受けたのは、平成29年のことです。択一式試験では5割以上の点を取り、論述式試験の審査対象となりましたが、自分の実力不足でまともに解答ができず、不合格となってしまいました。
その際、樹木や森林・環境等に関する知識・経験がまったく足りていないと感じたため、樹木医試験から一旦離れて、林業普及指導員や森林インストラクターなど別の資格を取り直してから、再挑戦することにしました。
その中でも、特に参考になったのが松保護士の選抜試験と講習会です。マツ材線虫病などひとつの樹病をテーマとして、診断や防除等についての講義や実習を受けることで、テキストや過去問を解き続けるよりも樹木医業務に関して理解が深まったように思います。
また、私が受けた年の松保護士講習会では受講生のうち約半分がすでに樹木医として活動している先輩の方々で、普段樹木医としてどのような活動をしているのか、樹木医試験に合格するまでに何回受験したのかなど、とても励みになる話をたくさん聞くことができました。
そうしてやる気が十二分に高まった令和5年度に、満を持して7年越しの選抜試験に挑戦しました。以前はまったく歯が立たなかった論述式試験も落ち着いて解答を書き切り、無事に合格することができました。
高知県は全国第一位の森林率を誇る都道府県ですが、樹木医の数が少なく、高知県庁でも数人しかいません。
今後は、一人でも多くの人が樹木医や緑サポーターといった活動に興味を持ってもらえるように、日々の業務や県支部の活動に取り組んでいきたいと思います。

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