「自信を持てるように」
32期 佐々木 千枝子
樹木医に興味を持ったのは高校生の時です。農業系の高校で進路を考える中で、漠然と植物にかかわる仕事を探し、行きついたのが樹木医でした。
大学で樹木医補までは取得しましたが、縁あって教育現場の道へ進み、日々の忙しさにかまけて樹木医受験からは遠ざかっていました。しかし、現在の職場で資格受験や進路実現に向けて必死になっている生徒の様子を見ているうち、自分自身も専門性を高め、より自信をもってこの子たちに指導できるようになりたいと思い受験を決めました。
受験をするにあたり、まず受験申込の実務経験の記入に悩みました。幸いなことに職場で樹木医の先生がおられ、その活動を共にさせていただいたことがあったためそれを記入しました。合格後に県内の樹木医会NPOがあったことを知り、早く入会しておけばもっと多くの経験ができたのにと少し後悔しました。ネットワークを広く持ち情報を集めるのも大切だなと感じています。
選抜受験に向けての勉強は、選択問題は樹木医会が発行している過去問題集を主に、わからないところや不得手なところを樹木医の手引きで勉強しました。参考図書については、「樹木の診断と手当て(農文協)」が導入に役立ちました。
個人的に論述試験が不安だったため、インターネットで論述の過去問題を集め、ひたすら文章を書き、いくつかを知り合いの樹木医の先生に添削していただいていました。試験では30分で1つのペースで作文をしなければならないため、とにかく数をこなして書くことに慣れるようにしました。今の職務上、実務として現場へ出ることは少ないですが、勉強会や研修会には積極的に参加し、その知識や技術を次代に継いでいけるよう、また樹木医について興味を持つきっかけになれるよう、しっかりと勉強し生徒と関わっていきたいと思います。