活動詳細
出版活動
年一回発行する会報「TREE DOCTOR」では、各分野の専門家による論文をはじめ、全国各地の樹木医が携わった樹木の診断と治療などの事例を豊富に紹介しています。毎号の特集は1993年(平成5年)の「創刊号」をはじめ、1994年「海外の樹木医事情」、1995年「桜」、1996年「樹木の腐朽と治療」、1997年「松をまもる」、1998年「樹木医とは何か」、1999年「樹木医と街路樹」、2000年「市民と樹木医一環境の時代に向けて一」、2001年「日本樹木医会創立10周年記念」、2003年「樹木文化と樹木医」となっています。平成11年度からは、全国の新聞雑誌に掲載された樹木医記事の切り抜きを収集し、「活躍する樹木医一新聞雑誌に報道された樹木医2000年」として1冊の本にまとめて発行しています。全国各地で平均1日1件の割合で報道されています。また、事例を特集した「樹木医診断・治療事例集」は貴重な資料だと好評を得ています。さらに、米国のA.L.シャイゴ博士の「現代の樹木医学一要約版一」、ドイツのC.マテック博士の「シュトウプシの樹木入門」の翻訳など、欧米の樹木医学の紹介にも努めています。また(財)日本緑化センターからの委託で、樹木医入門書の編集も行っています。
普及啓発活動
樹木保全の知識の普及と樹木医技術の向上のため、林野庁の補助に基づき(財)日本緑化センターと共催で、毎年樹木医講演会を開催しています。講演会では樹木医の行った診断や治療、調査活動など貴重な事例が発表され、会場にはこれから樹木医になろうとする人や、樹木の保護に熱心な多くの市民が詰め掛けています。 また、欧米の専門家との交流や先進的な技術の導入のため、海外視察団を派遣したり、国際アーボリスト大会などへの参加も行っています。さらに、診断や治療技術の向上のため、欧米の専門家による講演会や講習会も開催しています。
調査活動
(財)日本緑化センターの林野庁補助事業や、自治体活用の「緑の募金」「緑と水の森林基金」などにより、各地の診断や治療を行っています。 また、(財)日本緑化センターからの委託で調査を実施しています。
各部会の活動
企画部会は組織及び運営の企画立案」「通常総会、理事会及び協議会等に関すること」「会員に関すること」「関係機関及び団体との連携に関すること」「その他他の部会の所掌以外に関すること」を担当し定例的に会合を持ちます。年1回発行する会報「TREE DOCTOR」は広報部会と技術部会により構成される編集委員会が担当。年4回ほど発行する「日本樹木医会ニュース」と「シリーズ樹木医の仕事リーフレット」「活躍する樹木医一新聞雑誌報道にみる樹木医」、「日本樹木医会ホームページの運営」などは広報部会が担当しています。「巨樹・古木などの診断・調査」「技術的な情報の収集・検討」「海外技術協カ」などは技術部会が行っています。海外の専門書である「現代の樹木医学」「シユトウプシの樹木医入門」等の翻訳・発行等は、各々専門の委員会を編成し行っています。事業部会は「出版物の販売」「商標登録出願」「樹木医講演会・樹木医研修会の開催」「各地で行われる緑化相談やイベントの実施と協力」「ユニホーム・バッジの製作・頒布」などの事業を行っています。
正会員・賛助会員入会案内
会員の種類
正会員:樹木医。 賛助会員:樹木医会の活動に賛同する法人及び個人で、会長の承認を得たもの。
会費
正会員:入会金1万円、年会費1万2千円。 賛助会員:年会費 団体5万円(一口)、 個人1万円(一口)。
会員の特典
日本樹木医会ニュース配布その他出版物の割引頒布、当会が行う研修会、講演会などへの参加、当会の活動に関する情報の提供。