鹽竈神社の鹽竈ザクラ
- 所在地
- 宮城県塩竃市字一森山1-1
- 樹種
- サクラ
- 樹高(m)
- 12
- 幹周(m)
- 1.08/1.23/0.98/1.69
- 樹齢
- 150年
- 指定等
- 国指定天然記念物(昭和15年)
解説
鹽竈ザクラはサトザクラ系(八重桜)の一種で、例年5月上旬に満開となる。花は淡紅色の大輪で、極く短い花軸に群生する。花の芯から小さな緑色葉が出ており、めしべは退化している。八重桜の花弁数は40~50枚で、一枚一枚に縦じわが入り、縮んでいる。先端部は鋸歯状になるのが特徴である。
今から800余年前堀河天皇の御製に見られることから、平安時代には広く知られていたものと思われる。
昭和15年に国の天然記念物に指定され、鹽竈神社内に27本が植栽・生育する。