河内長野駅前のクスノキ
- 所在地
- 大阪府河内長野市2-1
- 樹種
- クスノキ
- 樹高(m)
- 19
- 幹周(m)
- 3.4
- 樹齢
- 推定200年
解説
河内長野駅周辺は、昔は、京都や大阪市内からの道と堺からの道とが、河内長野駅前で合流し、高野山へと至る「高野街道」の一つの拠点として栄えた場所です。
その後、南海高野線や近鉄長野線の河内長野駅として開業されてからは、鉄道の交通網の拠点として、大いににぎわっています。
河内長野駅前のクスノキは、平成元年に終了した駅前再開発事業の前は、民家の裏にあったようで、普通なら伐採される運命にありましたが、当時から信仰の木として地域で親しまれていたためか伐採を免れ、ちょうどノバティー2号館前にある駅前ロータリーのバス停の横で、元気に生育していますが、近年やや樹勢に衰えが出ています。 「NPOおおさか緑と樹木の診断協会」ではこのクスノキを「おじいさんの木」に指定して保護・保全に努めています。