旧金成小学校のケヤキ並木
- 所在地
- 宮城県栗原市金成町字中町1
- 樹種
- ケヤキ
- 樹高(m)
- 16
- 幹周(m)
- 1.5
- 樹齢
- 800年
- 指定等
- 県有形文化財(昭和54年)
解説
旧金成小学校は明治20年に落成し、明治43年に今の場所に移築されたもので、明治の擬洋風建築で木造2階建ての傑作とされた。昭和54年に廃校になると同時に県有形文化財として指定された。
校舎の前にケヤキの老木が並木状に7本立ち、昔の街道筋であったことが伺われる。
これらのケヤキは、何れも樹幹が途中から折損し、そこから根元付近まで空洞化している。根株は全てがモリモリと地上に連なり続き異様な姿を呈している。空洞化している内部には焼け焦げた部分も見え、三迫代官所時代に時代の火災の跡と言われている。