安藤家の避雷針の松
- 所在地
- 山梨県南アルプス市西南湖4299-1
- 樹種
- クロマツ
- 樹高(m)
- 20
- 幹周(m)
- 4.25
- 樹齢
- 300年
解説
宝永5年に建築された安藤家住宅はその建物と庭園が国の重要文化財に指定され、一般に公開されています。その庭園にそびえるクロマツは、写真では分かりにくいのですが、恐らく山梨県で一番大きく、根張り、立ち上がった太い幹とも素晴らしく、樹勢もあり、樹も若々しく、まだまだ大きくなりそうです。多くの松巨木が松くい虫で枯れたしまった中で、このクロマツは、防除対策を行ってきたことと、周囲にマツ林がなかったおかげで生き延びてきました。このマツは「避雷針の松」と呼ばれていますが、それは安藤家を雷から守るため、このマツに避雷針が取り付けられたことによります。とにかく大きな松で、一枚の写真に収まり切れません。安藤家住宅も素晴らしいですし、クロマツのすごさにも圧倒されると思いますので、是非一度お越しください。