三杉の森の大楠
- 所在地
- 大阪府大阪市東住吉区北田辺6地先
- 樹種
- クスノキ
- 樹高(m)
- 16
- 幹周(m)
- 3.3
解説
大阪市南部の繁華街である天王寺、阿倍野に隣接する戦前の雰囲気を残す地域に生え、先の大戦(太平洋戦争)の戦禍にも合わず、地域住民から「三杉の森の大楠」として親しまれ慈しみられ、長い年月地域住民と共に生きてきた地域のシンボル樹である。
大楠が生える場所に幅員25mの幹線道路が計画され、支障樹木として撤去対象となったことから、地域住民がこぞって反対し、保護活動が始まった。地域住民の熱心な活動で現での保存が決まり、今もなお道路の端に孤高する北田辺地区のランドマークとなっている