クックアロウカリア
- 所在地
- 神奈川県藤沢市 江の島サムエル・コッキング苑内
- 樹種
- クックアロウカリア
- 樹高(m)
- 16
- 幹周(m)
- 2.8
- 樹齢
- 約150年
- 指定等
- 市指定天然記念物(昭和46年7月5日)
解説
学名: Araucaria columnaris (J. R. Forst.) Hook.
樹高は1972年、目通りは2017年時点のもの。
原産地:ニューカレドニア島、イルデパン島、ロワイヨテ諸島
サムエル・コッキング(Samuel Cocking)が、江の島に購入した3,200餘坪の土地を1885(明治18)年6月に植物園を作った際に、植栽されたものと言われている。
クックアロウカリアは、世界周航家Captain James Cookが、1774年南太平洋パイン群島で発見したもので、大樹に生育する。当該樹木は熱帯植物であるが、江の島のような高緯度の露地で成長しているのは非常に珍しい。雌雄異株。樹皮は薄い紙のようなシート状に剥がれる。小枝は、鳥の羽のような形態となる。