富山県
出町大ケヤキ
樹種
ケヤキ
都道府県名
富山県
樹高(m)
257.64 今から約500年前の室町時代には、このケヤキの西側に庄川の支流である中村川が、時には川幅が100mにもなって流れており、ケヤキは往き来する人の大切な目印となっていたという。 大正時代までこの大ケヤキを中心にして付近に大小多数のケヤキが繁って大きな森となり、四季を通じて鳥の楽園であった。砺波散居村の500年の歴史を語る生き証人は、いま出町では唯一この大ケヤキあるのみである。
明日の大桜
樹種
エドヒガン
都道府県名
富山県
樹高(m)
135.3 明日の大桜のある明日山法福寺では、国の重要無形民族文化財に指定されている稚児舞が毎年4月18日頃に行われています。ちょうどその頃になると明日の大桜も満開となり、稚児舞とそれに添えられた美しいサクラの花を見に全国各地から多くの人々が訪れます。 明日の大桜は、元禄元年 (1592) に境内に植えたとされており、稚児舞も同じ頃に始められたのではないかと考えられています。北陸地方有数のサクラの巨木で、四方へと張り出した枝いっぱいに、薄紅色の花を鮮やかに咲かせています。 2004年に日本樹木医会富山県支部で樹勢の調査が行われて以降、適宜管理作業が実施されています。2015年・2016年・2020年には、根系の発達促進を目的とした土壌改良と、根元の保護柵の範囲拡大作業などが富山県内の樹木医の手によって行われています。”