北海道
縁結びの桂(えんむすびのかつら)
樹種
カツラ
都道府県名
北海道
樹高(m)
40
幹周(m)
6.44、5.10
故事由来等
2本のカツラは、お互いの幹と枝が結合した「連理の木」で、その姿から地元住民は縁結びの御神木としてしめ縄を飾り、良縁が結ばれるように祈ったと言われ、地元住民だけでなく、本州方面からも参拝に来るなど多くの人々に敬愛されています。 平成12(2000)年、林野庁選定の「森の巨人たち百選」に選定され、平成24(2012)年、「訪れたい神秘的な巨樹」TOP10(日本経済新聞)で、屋久島の縄文杉に次ぐ全国2位に選ばれました。これは巨樹の専門家が集まがり、厳正な審査のもとで決められた順位で、特に縁桂の「連理の枝」は専門家が高評価をしています。
祖神の松(そしんのまつ)
樹種
イチイ
都道府県名
北海道
樹高(m)
186.73 「祖神の松」は、足元に士別市の母なる川、天塩川に注ぐ剣淵川のせせらぎを聞きながら、郷土の繁栄を見守り、古くから「山の守り神」として山仕事に携わる人達に崇められ、市民からも歴史的名木として敬愛されている神木です。 平成2(1990)年、環境庁(当時)が行った巨樹調査でイチイの部で全道1位(全国2位)となっています。
浜中のシロエゾマツ(はまなかのしろえぞまつ)
樹種
シロエゾマツ
都道府県名
北海道
樹高(m)
333.52 エゾマツの変種として、昭和26(1951)年、当時の北海道大学教授舘脇博士の鑑定によるもので、道内における分布も稀であり、貴重な天然林として保護林に指定し、生態的観察を通じて学術研究や森林施業の参考にしている貴重な存在です。シロエゾマツの特徴は、樹皮は灰白色か灰青色を呈し、亀の子状の浅い亀裂があります。 写真に写っているシロエゾマツは、その代表的なもので「2018 北海道の巨樹・名木150選」に載っているものです。
伊達の楡(だてのにれ)
樹種
ハルニレ
都道府県名
北海道
樹高(m)
195.23 明治2(1869)年より、この地を支配していた伊達邦成公は行政権と、ある程度の司法権を握っていたことから、罪にとらわれる人があった時は、この樹のそばに据え笞(ムチ)を加えたといわれたため、村人はこの樹を「百叩きの樹」と呼んでいました。
ペップトのカシワ
樹種
カシワ
都道府県名
北海道
樹高(m)
174.87 このカシワは、この地域がペップトコタンと呼ばれた当時から地域のシンボルとされてきました。明治37(1904)年ここに建てられた小学校の校歌にも歌われ、校章や校旗に形どられるなど、現在の穂別小学校の歴史を示す樹木としても地域の人々に親しまれています。 明治37年に小学校が建てられた当時は2本のカシワがあり「夫婦カシワ」と言われていましたが、昭和35年頃に1本が倒れ、現在、この1本となっています。”