樹木を知りたい
33期 宇津木 佑夏
埼玉県出身です。幼い頃、親が自然豊かな場所によく遊びに連れて行ってくれたおかげで、植物などに興味をもちました。信州大学農学部で学び、樹木医補を取得しました。大学・同大学院では森林土壌について研究し、修士課程を卒業してすぐ中川村の地域おこし協力隊として就職しました。林業振興がメインの業務ですが、実に幅広い内容の仕事をさせていただいております。樹木医試験は業務の一環として受験しました。
今後の仕事に役立てることが第一の目標ではありましたが、それと同じくらい、樹木について知りたい気持ちがありました。試験までとにかく過去問を解きました。択一問題のすべての選択肢について◯である(×である)理由を明確に調べ、説明できるようノートにまとめました。
樹木のイラストを描き、余裕があれば色も塗ると記憶に残るのでおすすめです。記述問題も遡れるだけ過去問を探して何度も解きました。設問に対する適切な答えを用意し、長い文章を集中して書く力は鍛えることができます。筋肉と同じです。何度も繰り返すとだんだん文章をまとめるのが速くなってくると思います。
択一にも記述にも共通することは「口に出して説明すると記憶に残る」ということです。身近な方に、学んだことを是非話してみてください。また野生動物関連のニュースを気にしておくことも役に立ちます。私が受けた年はそのあたりが実際に出題されました。
私は現場での業務経験を積む前に樹木医になりました。同期の方々の多くは樹木と関わるお仕事をしつつ資格を得られ、「理論上はこうだが、現場でこういう時はどうすればいいのか?」という実践での問いを含めて能動的に学ばれています。それを私は心から尊敬しており、私も今後たくさんの現場で樹木と向き合って考えることを大事にしたいと考えています。
今年度で地域おこし協力隊の任期を終え、来年度から村内の林業事業体に就職します。樹木医の知見を活かして業務を進められるように努めます。