首掛けイチョウ
樹種
イチョウ
都道府県名
東京都
樹高(m)
206.5 明治34年頃、日比谷公園交差点脇にあって道路拡張工事により伐採される予定であったこのイチョウを、同公園設計者の本多静六博士が「自分の首にかけても移植させてみせる」と唱え、有言実行したことが名前の由来とされています。園路とレストラン間にある雄大な樹形は、震災や戦禍、戦後のレストラン火事にも耐え、太い幹と四方に伸びる枝が雄木らしいバランスを見せています。春夏秋冬いつ訪ねても凛とし、若々しい力強さも感じられ、見ていると自然に元気が溢れてくるような気分にさせてくれます。日比谷公園は埋立地ですが、植栽地は園路より1m以上盛土された場所で、本田博士は根系が深く伸び、さらに根腐れにならないための対策をしていたのではないかと思われます。適宜維持管理が行われ、2016年に樹木診断結果を踏まえて剪定を実施。