飯南高校のハナノキ
樹種
ハナノキ
都道府県名
三重県
樹高(m)
224.4 飯南高校には1933年(昭和8年)に植えられたとされるハナノキがある。その頃、県農業大学校の前身の県農林勧修場が設置されており、植物園の生き残りかもしれない。1948年に松阪北高校粥見分校が設置され、現在の飯南高校になった。校歌に「年老う杉の並木道の緑に深くつつまれて・・・」と歌われ、スギ、ヒノキ、コウヨウザン、ヒマラヤシーダなどの大木もある。ハナノキは飯南高校のシンボルになっており、国道からもよく見える芝生広場に生育している。樹勢は旺盛で、今も肥大成長している。生徒が作ったハナノキの説明板も設置され、高校のHPに紅葉情報が掲載される。紅葉する11月上旬には市民の訪問が絶えない。地域を盛り上げようと、2016年から紅葉のハナノキの下で同校吹奏楽部によるイブニングコンサートも開催されている。