妻田の楠
樹種
クスノキ
都道府県名
神奈川県
樹高(m)
2211 永禄12年(1569年)に武田信玄が小田原攻めの帰路、社堂(通称:妻田薬師)に放った火が御堂を焼失した時に楠も又その一部を焼毀したと云われており、幹には火傷の跡が残っています。 幹には空洞部分があり、中に銘文不明の墓石があり、人が坐われる程の広さがあります。 一時、樹勢の衰えが目立ちましたので、平成15年(2003年)から地元樹木医により診断と樹勢回復が行われた結果、現在では枝葉も増え元気を取り戻しています。 なお、昭和29年3月に県指定の天然記念物に選定されています。 クスノキは主に関東地方南部以西の暖地に植栽され、このような巨木で現存しているのは興味深いことです。