天神の大杉
樹種
スギ
都道府県名
高知県
樹高(m)
559.8 社殿に向かって左側に立ち、イヌビワとハゼノキが着生し、下枝には、普通広葉樹に限って寄生するオオバヤドリギが寄生しています。また、このスギは小枝が細くて垂れるので、スギの変種「コウチスギ」とされています。
内部に大きな空洞があり、以前は子供たちが中に入り、よく遊んでいたため、火遊びで過去2回内部が燃えたそうです。昭和46年には3日間燃え続けたことがありましたが、その火事で内部の腐朽材が燃え炭化したため、防菌防湿の効果により樹幹内部の腐朽の進行は止まったといわれています。樹幹には落雷よって生じたといわれる大きな亀裂があったり、平成26年台風11号により大枝2本がもぎ取られる被害がありましたが、適宜、樹木医による修復治療が施されたこともあり、現在の樹勢は旺盛です。