大六のケヤキ

樹種
ケヤキ
都道府県名
長野県
樹高(m)
3012.2 かつては長野県の天然記念物でありましたが、平成4年5月13日に上田市の指定文化財になりました。その経緯ははっきりとしませんが、二本のケヤキを植えてそれがくっついて一本になったのではないかということです。伝説によれば、文治元年(1185年)源頼朝が諸国に銘じて植樹を推奨し、その材をもって神社を修理させたとき、当地を収めていた吉沢民部之介義綱が、当地の安曽神社を修理し、ケヤキを植えて神社の保護に努めたときに、植えられたものであるということです。木の根元には「大六天」が祀られ、管理者の石神自治区は、地域住民の手により現在も大切に守られていいます。大きさでは国の天然記念物の根羽村の「月瀬の大杉」に次ぐものとされています。