大日寺の大イチョウ

所在地 | 鳥取県倉吉市桜字円地坊137 |
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樹種名 | イチョウ(雌木) |
大きさ | 高さ:35.5m 幹周(胸高):3.56m 幹周(根元):3.95m 枝張(東):11.0m 枝張(西):13.5m 枝張(南):13.5m 枝張(北):8.5m |
推定樹齢 | 1000年(伝承) |
指定等 | 鳥取県天然記念物(1956年3月) 倉吉市保存樹(1987年1月) とっとり名木100選(1998年) |
管理者 | 大日寺 |
故事・由来 | 988(永延2)年に比叡山の高僧恵心僧都の巡錫記念として植栽されたと伝えら れています。主幹の周りを9本のひこばえからなる幹(副主幹)が取り囲んで林 立し、巨大な株立ち樹を形成しています。樹冠下周囲には鎌倉時代と伝えられる 五輪塔が多数立ち並んでいます。 |
樹木医の関与 | 県天然記念物、倉吉市保存樹に指定されていますが、特に保護管理された形跡 がなく、主幹の腐朽空洞、枝の枯損腐朽などが見られました。そのため1997年 に(財)日本緑化センターから「平成9年度巨樹・古木林等診断調査・治療等業 務」を受託し、本樹の診断・回復治療工事を行いました。その後2005年には県 教育委員会委託による樹勢診断も行っています。 |
関わった樹木医 | 竹下 努(39)、大森 一男(87)、白間 純雄(281)、山本 真弓(472) |
報告者 | 西垣眞太郎 登録認定No.(1208) |