倉沢のヒノキ
- 所在地
- 東京都西多摩郡奥多摩町日原(にっぱら)
- 樹種
- ヒノキ
- 樹高(m)
- 34
- 幹周(m)
- 6.2
- 樹齢
- 1,000年
- 指定等
- 都指定天然記念物(1987年)
解説
日原街道の倉沢橋近くから山道を15分ほど登った痩せ尾根の樹林内にあります。伝承樹齢1,000年とされ、地元では「千年の大ヒノキ」と呼ばれていますが、実際には600年ほどとされていまる。周辺の環境がヒノキの生育に適しているのか、太い主幹から地上約5メートルのところで9本の巨枝が支幹となって分岐し数多くの枝が繁っています。野生のヒノキには珍しく、避雷針が設定されていますが、これは巨樹の画家、平岡忠夫氏の尽力によるもので、全国の巨樹を落雷から守る先駆けの事例になったとされています。