幸福（コウフク）

キャプション	樹形・花とも松前町
都道府県名	北海道
種類名	‘幸福’（コウフク）
学名	Cerasus Sp.
作出地等	北海道松前町
主な植栽地	松前町松前公園ほか
作出・発表年等	昭和36（1961）年 昭和55（1980）年
母種・系統	仮称「法幢」の実生
主な特徴・いわれなど	・松前町法幢(ほうどう)寺に来歴不詳の八重桜があり、浅利政俊は「法幢(ほうどう)」と仮称していた。この桜は老齢樹で衰弱していたため、昭和34（1959）年、保存目的で松前町桜保存子供会が種子を5粒を採取した。その１本が成長し、昭和55（1980）年、幸運にも生き抜いたこの桜に子供達が‘幸福’と名付けた。当時の学名はPrunus lannesiana Wils. cv. Koufuku .cv. nov. ・花は淡紅色で花つきが良く、雌しべは葉化しているものがあり、結実は少ない。 ・平成24（2012）年、英国において、AGM（RHS Award of Garden Merit　優れた品種の庭木を王立園芸協会が振興目的で推奨・紹介する賞）を受賞した。