松前早咲(マツマエハヤザキ)
キャプション | 樹形・花とも松前町 |
都道府県名 | 北海道 |
種類名 | ‘松前早咲’(マツマエハヤザキ) |
学名 | Cerasus Sato-zakura Group ‘Matsumae-hayazaki’ |
作出地等 | 北海道松前町 |
主な植栽地 | 松前町松前公園ほか |
作出・発表年等 | 昭和49(1974)年 |
母種・系統 | オオシマザクラ、ヤマザクラ、オクチョウジザクラ |
主な特徴・いわれなど | ・林弥栄が‘松前早咲’と命名した北海道松前町(まつまえちょう)松前公園の代表花である。淡紅色の早咲きの八重桜で、地元では「南殿」の名称が現在でも用いられている. ・‘松前早咲’は、同町内の光善寺に江戸時代からある「血脈桜(ケチミャクザクラ)」という「乙女」と「血脈」にまつわる伝説がある原木から分根、接木で増殖したものである。 ・母種の記載は、森林総研によるDNA分析結果に基づいているが、オクチョウジザクラについては、形態から推定し記載している。いずれも北海道に自生していない複数の野生種が関与していることから、本州由来の栽培品種と考えられる。 |